社長挨拶
MASSAGE
全ての人に働きやすさを
初めまして。全ての人に働きやすさを提供することを目的として2014年にコネクションを創業した代表の結城靖博(ゆうきやすひろ)と申します。新潟県三条市出身、1984年5月生まれの牡牛座、血液型はAB型。コネクションの他に有限会社 魚兵、株式会社 燕三条の代表取締役を勤めています。
私は、2009年にBBS会というボランティアと出会います。BBS会とは、Big Brothers and Sisters Movementの略で、非行少年等さまざまな立場の少年少女に社会復帰や自立を支援する法務省認可の青年ボランティア団体です。彼ら彼女らと公共施設のお掃除や、介護施設のお手伝いといったボランティアを一緒にやりました。そういった社会参加型のボランティアを通じて、彼ら彼女らの社会復帰をサポートするのです。
ボランティアの限界を感じる
しかし、何度もそういったボランティア活動を行ううちに、何か違和感が芽生え始めました。このボランティアは社会復帰と言えるのだろうか?彼らと行うこの活動は、彼らにとって「社会」になっているのだろうか。
そして私は、彼らとのこのボランティア活動を通して「人は仕事をし、お金を稼がなければ、社会との接点を持ちづらい」という答えにいきつきました。私は経済人として、彼らに仕事を提供できる会社を作りたい。そう思い始めたのです。
幼馴染のニート
想いは募っても、私自身も別に仕事もしていましたし、まさか自分が起業して今の様な会社を作るとは思っていなかったある日、私の幼馴染で20歳から30歳まで定職につかず、フラフラとニートをやっていた永井晴喜が私にこう言ってきました。
そろそろ就職しないとまずいと思って職安に行ったんだけど、10年間もニートしてた俺を雇ってくれる会社どこにもないわ 笑
そりゃそうだろうと言いました。しかし、その時に思いついたんです。彼の様なニートも一度社会から取り残され、再起をはかろうとしてもなかなか上手く行かない、BBSで関わっている少年少女と一緒なんだ。と。
そして気がつくと、幼馴染の永井くんに自分がBBSでやってきたボランティアの話、そこで感じている違和感と、自分がやろうとしていることの話をしました。その時に永井くんがどこまで私の話を理解してくれていたかは疑問ですが、就職先のない彼は二つ返事で、じゃあ一緒に会社を創ろうと言ってくれました。ニートだった幼馴染が他のニートに仕事を提供する会社ができるなんて面白い!と感じてワクワクしたのを今でも覚えています。
自宅のガレージが事務所
かくして私と幼馴染の永井君は、ニートや引きこもりといった働き辛さを感じ、社会に馴染めない方へ仕事を提供できる会社を創ろうと起業しました。お金もなく、経験もなく、何をどうすれば良いのかも分からない私たちは、自宅ガレージにパソコンと机と椅子を置いて、軽バン1台でのスタートとなりました。そこから今までにそれはそれは色々なことがありました 笑
今では、ニートでコピー1つとれなかった永井君は私の心強いビジネスパートナーとなりました。本当にニート(だった彼)がニートに仕事を提供し、悩みを聞き、励ます様になったんです。
誰一人として取り残さない社会を想像する
そんなこんなで、2014年に創業して今でもなんとか会社を続けてこれています。その背景には、私たちの理念に共感いただき、様々なお仕事を我々コネクションに外注依頼してくれる会社様がこの地域には数多くあるからです。弊社1社の力では到底実現できないことも、この地域の心ある企業の皆さまと共に定職に付けずに社会に馴染めず苦しんでいる方やそのご両親、ご家族などを1人でも減らすことが、誰一人として取り残さない明るい社会へつながると信じています。